こんにちは千葉です。
3月に入り、プロ野球もキャンプが終わりオープン戦も本格化し
いよいよ3月後半には開幕します。春の選抜高校野球もありますし、
私の野球熱もドンドンヒートアップしている今日この頃です。
さて、本日のタイトルですが、
「あのキャッチャー肩が強い」「地肩が強い」
「強肩捕手」などという表現を必ず使います。
当たり前に使いすぎて疑問に思っていない人もいるかもしれませんが、
肩が強いってどういうこと!!!?
って思いませんか?
肩まわりの筋量が多いこと?大きいこと?パワーがあるということ?
じゃ、強肩といわれる人は肩の筋肉モリモリなの?
答えはNO!!
私は強い、速いボールを投げるのに肩周辺筋の強化は必要ないのではないかと
考えています。
ベンチプレス、腕立て伏せなどの筋トレなどは、もっての外です。
では、肩が強いとは何なんなのか?
動画は、レーザービームと言われている今年46歳になる
現役メジャーリーガー、イチロー選手です。
メジャーリーガーの中でも肩が強い、強肩と言われている代表クラスです。
でも、上半身の筋量は他のメジャーリーガーから比べたら華奢に見えます。
(一般人に比べたら当然鍛え上がってますが・・)というより筋量的には
圧倒的に少ないでしょう。
では、なんでイチロー選手はレーザービームのような送球ができるのでしょうか?
やはり、、、、下半身!!!!これでしょう。
上半身と下半身の筋肉の割合は4:6、もしくは3:7とも言われています。
イチロー選手は46歳の今でもピーク時からは落ちたかもしれませんが
走力がまだまだ健在です。
この下半身のエネルギーをどれだけボールに乗せることができるか、
これが肩の強さの答えだと考えます。
さらに、先日おもしろい記事を見かけました。
なんとソフトバンクホークスドラ1甲斐野選手は155kmの速球を投げる
にもかかわらず、腕立て伏せが1回もまともにできない!!というのです。
むやみに腕立て、腹筋、背筋をやらせる部活動の指導者の方
これ子供たちにどう説明しますか?
昨今の筋トレ、体幹トレ至上主義
いろいろ検証すべき時がきていると思います。
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