こんにちは東せんだいメディカル整体院千葉です。
春の選抜高校野球大会が始まっております。
今のテレビでは画面に球速が表示されるのでどうしても球速に目がいってしまいますが、画面で見ていると表示される球速以上にいいボールを投げる高校生がたくさんいます。
今年の高校生は大学、社会人よりも良い素材の投手が多いという話です。
個人的には昨日負けてしまいましたが、21世紀枠で出場した茨城県石岡一校の岩本投手がよかったです。
8回まで11奪三振で完璧だったのにやはり野球は9回2アウトからですね。
昨年の金足農業吉田君のような力強いフォームでした。夏もぜひ見てみたいです。
さて、ピッチャーの生命線である、肩や肘。
私が取り組んでいる140kmプロジェクトの最も大事な部分でもあるのですが、肩、肘を痛めないようにするフォームを追求すること。
というのが今日のタイトルです。
というのも、そもそも痛みとは、神経が何かしらの刺激を受けて脳へ信号を伝えることによりおこります。
肩、肘、腕というのは腕神経叢という首の骨の下部からスタートする神経ラインです。
この神経ラインのどこかで異常がおきるから痛みが発生するということになります。
その中でも一番重要な部分はスタート地点の首部分だと私は考えています。
トップ画像の田中投手(楽天に戻ってきてほしいからあえて楽天時代の写真です。ww)
はそこまで極端に頭部が横に倒れていませんが、中には腕の振りをできるだけ縦軸回転に近づけようと極端に頭部を横倒しにする投手も見かけます。
それが背骨全体のしなりからの横倒しなら問題ないと思いますが、極端に頸部からくの字に倒すくせがあると。腕神経叢周辺に強い筋緊張がおきることがあると考えています。
その筋緊張が慢性的にあると、肘が痛いけど、肘に異常はない、でも投げると痛む、、、、肘を治療しても治らない、、、という悪循環がおこります。
当然、肩単体、肘単体の損傷もありますが、画像検査でわからない痛みの原因が自分が無意識でおこなっている動作にあるとしたら、そこを変えない限り痛みは良くならないということです。
140kmプロジェクトを自分で取り組んで一つ一つの体の動きを意識していると日常の動作にも参考になる動き、力の入れ方が新たに見つかります。
高校野球も試合の流れよりも、選手たちの姿勢、動画ばかり気になってしまいますね。。。
今日はここまで。では。
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